先月ハンガリーへ帰っていた際、飛行機等で読むべく未読のアガサ・クリスティー作品を幾つか持っていったが、今回読み終えたのは「ビッグ4」。

従来のポワロ編とは違ったスパイものだから今まで自重していた一作。
実際の感想としてはぶっちゃけ、前々から思っていたように、犯人探しの純ミステリではクリスティーを超えるのは無理だけど、冒険スリラーとしては、例えば同時期に活躍したハンガリーの作家「レイテー・イェネー(P.ハワード、ギオブスン・レイヴリーの名義も)」の方が(ユーモラスに描きつつも)リアルな描写とスリルがあって面白い気がするんだよねw

実際、この「ビッグ4」は特殊な道具等の無理な設定が目立って、そんな世界観の中にポワロがいるのは少々違和感があってけど・・・それはそれで面白く、一気に読み終えた。

・以下、中身の感想だけど、ネタバレには十分ご注意下さい。。。

















・「ビッグ4」とは世界征服を企む謎の4人組だが、レーニンまでも操る謎の中国人とか、更に世界規模なのに殺人は殆どその四天王の一人が単独で実行するとか、かなり無理があるような・・・ぶっちゃけ、途中でポワロが死を装う所とか、ホームズvsモリアーティの対決をかなり意識しているような・・・w
双子の兄弟のアシール・ポワロなんかも、あからさまにマイクロフト・ホームズが元ネタだけど、そういうのはアンブローズ・モンクなんかでも見られるんだよねw

短編とかにも出ているヴェラ・ロサコフさんも登場。というかこの地点で既に手合わせしたことになっているけど、「二重の手掛かり」って本作以前に発表されていたっけ?;

・しかし、何より凄いのは、ネタの宝庫という所w

ビッグ4の紅一点であるフランスの女性だが、正体は「マダム・オリヴィエ」www無論、「花の都」に住むw(何)そして、天才女性科学者と来た!w今度はほのかですか!wと思ったら、「実力はキュリー夫人を凌ぐ」と言われているwあんた、おばあちゃんがキュリー夫人(@マリガリ)じゃねーか!wwwww(ほんと何)

そして、そのキュリー夫人を凌ぐマダム・オリヴィエだけど、ビッグ4内では、「人を誘惑する役目」から、呼び名が「セイレーン」?!wwwww
つまり、ルーガルーでキュアホワイトで雪城さなえでキュアビート・・・もうわけわからん!wwwww
↑というか、ポワロ作品なのにキュアリズムネタの出番がないよ;

そして、それでウケまくった後、彼女との手合わせが一旦片付いた次の章のタイトルが・・・

「黄色いジャスミン」

だと!wwwww
メイベル出し辛い中で、なんでデカイエローつまりセティアが出るんだよ!!!wwwww(謎)
ってかこれ野田さんが読んだらどうなるんだろうwww

そんなわけで読んでいてウケまくった「ビッグ4」だけど・・・
・・・いつもながら、こういうネタが即座に出るものの、わかる人が少ないのが難点w
正しく、「天賦の才です、難儀なね」w(ほんと謎)
2013.11.08 Fri l 日記 l Comments (0) Trackbacks (0) l top

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